中学3年生

学力受検コース(新宿山吹など)

受検で使うことになる3教科(英数国)の偏差値をあげるための対策を進めていきます。
短期間の詰め込みで成績を上げようとするのではなく、時間をかけて3年分の基礎固めをしてから実践的な問題に取り組むことで、無理なく実力UPをすることができます。不登校生の場合、学力や意欲があっても体調面やメンタル面の課題を抱えていることも多く、短期間で量を積んで一気に偏差値を10以上上げるというようなストーリーを描くことはかなり危険です。途中で息切れをしやすかったり、イライラしやすくなりかえって逆効果になってしまいます。たまたまうまく受験を乗り越えても基礎が固まっていないので、学んだ内容をすぐに忘れてしまって高校で苦労してしまうかもしれません。えこっち塾では高校に合格するだけでなく、高校でさらに成長できる土台を作りたいと考えています。そこで遅くとも中3の夏休み開始までには対策を始めたいと考えています。
えこっち塾では入塾のタイミングで、1年後の目標決めをし、指導開始から1か月のタイミングで短期の学習計画を立てます。えこっち塾では目標の立てっぱなしは良くないと考えています。学習計画は現状に合わないのであれば、柔軟に変更していくことでお子さまが迷いなく取り組むことができます。3か月に1度、学習の振り返りと学習計画の見直しをして、その時のお子様の状況に合わせたこまやかな課題設定をしていきます。

作文受検コース(チャレンジスクール・通信制高校)

作文で受検をする六本木高校、大江戸高校、世田谷泉高校、稔ヶ丘高校、桐ヶ丘高校、小台橋高校、立川緑高校、八王子拓真高校(チャレンジ枠)や通信制高校・サポート校の対策と高校へ向けた基礎学力の定着を並行していきます。春から必要に応じて、自己分析や作文練習、漢字練習、読解練習などを少しずつ始め、志望校が決まってきた夏ごろからは志願申告書・作文・面接の対策をスモールステップで仕上げていきます。この対策の中で自分について見つめ直して、真剣に将来を考えて、壁に当たることや自信を失うこともあるかもしれません。しかし、ここを乗り越えた子どもたちを見ると一回りも二回りも成長して自信を持って高校生になってくれます。えこっち塾では高校に合格するだけでなく、高校でさらに成長できる土台を作りたいと考えています。そのためには直前のつめ込みではなく、時間にゆとりをもってじっくり考えてもらいたいと思います。そのため遅くとも9月中には対策を始めたいと考えています。
また週1回オンライン上でチャレンジスクール対策を専門とした集団授業を行っていますので、そちらとの併用もおすすめしております。
通信制高校の受検は早めの時期になる場合も多いので、夏休み中から少しずつ対策を始め、いつが受検日になっても対応できるような準備を進めていきます。
また、学習は受検対策としては不要なので、忘れがちなのですが、高校入学後には必ず必要になります。どこまで学習を終わらせるかのゴールは一人一人に合わせた目標で良いのですが、学習習慣を持って高校に入った生徒と1年間全く学習してこなかった生徒では入学後の学習リズムの作りやすさが全く違います。受検対策という意味でも勉強を頑張ってきたということが受検の作文や面接でのアピールポイントにもなります。
えこっち塾では入塾のタイミングで、1年後の目標決めをし、指導開始から1か月のタイミングで短期の学習計画を立てます。えこっち塾では目標の立てっぱなしは良くないと考えています。学習計画は現状に合わないのであれば、柔軟に変更していくことでお子さまが迷いなく取り組むことができます。
3か月に1度、学習の振り返りと学習計画の見直しをして、その時のお子様の状況に合わせたこまやかな課題設定をしていきます。

中学1年生・2年生

学力強化コース

中高一貫校生や公立中学の不登校生で学習の遅れがあまりなく意欲も高い生徒は、自分の学年の学習と復習を組み合わせて受検に向けた土台を作っていきます。学習意欲があっても学校に行けていないと学ぶ機会がなくなってしまいます。元々自信のあった学習まで遅れてしまうと自己肯定感が下がってしまってもったいないです。学校には行けていないけど「勉強は得意」というように1つ自信のある分野があるというのは本人の気持ちの支えになります。新宿山吹高校を考えている人は、中3の学力受検コースに移った時に余裕を持って実践練習に入れるように中1・2のうちに基礎固めを進めていきます。

学び直しコース

学習に遅れのある生徒は、本人の実力に合わせて中1、または小学校の内容から取り組み始めます。中学の勉強についていけない生徒の多くは小学校の勉強があいまいなままになってしまっています。そこで抜けてしまっている単元はじっくり、よくできている単元やすぐに思い出せた単元は確認程度にとどめて効率よく学び直しを進めていきます。また、後に出てくる内容を学習するために必要になる重要単元は定着するまで徹底的に反復し、そうでない単元は理解できればOKというように、中3や高校生になった時に確実に学力を伸ばしていけるように先を見すえた計画的な学び直しをしていきます。学び直しをがんばり、学年の勉強に追いつくことで学力強化コースに移ることも可能です。また、チャレンジスクールや通信制高校を考えている人は、国語の授業で漢字の練習や作文練習もしていきます。

小学生

小学生コース

自分の学年、または下の学年の学習を進めていきます。小学生ですと、まだ学習の進度が早くないので、自分の学年の学習に追いついて行くのは比較的簡単です。ただ、学習をする目的意識が薄いので学習習慣を継続できるかがカギです。1学年上がった時にどうなっていたいか目標を立ててもらったり、中学に上がった時に学校に戻るのであれば授業についていけるようにしたいなど、学習に対するモチベーションを維持していけるようなサポートをしていきます。また中学に上がって苦戦する科目の1つに英語があります。中学に入ってから初めて取り組むので、人によっては「さっぱりわからない」と拒絶してしまうことがあります。そうならないように高学年になったら、先取りで英語に取り組み始めるのもおすすめです。
よく勉強をやらない中学生に「義務教育の勉強くらいできないと社会で生きていけない」という先生の言葉を聞きます。それに対して中学生は「関数や因数分解なんて社会に出て使うことはない」なんて言い返したりするものです。私は両者とも正解だと思います。中学で学ぶ内容は直接日常生活で使わないものも多く、中学生には学ぶ意味をみつけるのは難しいです。ただ、物事を考える練習という意味では、中学までの勉強で伸ばせる思考力が社会では求められます。そういう意味で義務教育までの勉強は社会に出るにあたって非常に重要です。
では小学校の勉強はどうでしょうか?こちらはお金の計算や漢字の読み書きなど日常生活で欠かせない内容がたくさんあります。小学校の学習内容ができていないと日頃から生きづらさを感じる生活になってしまうかもしれません。
そのためえこっち塾に通っている生徒には全員、小学校の勉強はマスターして卒業していってほしいと思っています。中学の勉強についていけない生徒の多くは小学校の勉強があいまいなまま中学の学習に取り組んでしまっています。せっかく吸収力のある年齢にも関わらず、考える力が伸びていかないのはもったいないことです。同じ時間をなかなか理解できない中学の学習に費やすより、小学校の内容に戻って学び始めれば確実に「わかる」ことが増えて知識や思考力が伸びていきます。目標を「義務教育の勉強」ではなく「小学校の勉強」に下げることで結果的に学力の向上につながります。
小学生もいずれ中学生になるという意味では考え方は同じです。少しでも早いうちから学び直せれば、それだけ学力をあげられる期間が長く、高校受験での選択肢も広がります。